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2019年05月13日
スポーツ外傷、むちうちや交通事故による怪我にもしっかり対応の所沢市のこてつ整骨院です。
いつもブログを見ていただいてありがとうございます。
脊柱管狭窄症に対する整体と当院の施術方針
ここまでで脊柱管狭窄症に対しての知識はなんとなくご理解いただけたかと思います。
今までのことも踏まえて脊柱管狭窄症に対する整体の実態と可能性。
そして、当院の考え方について記載します。
まず、脊柱管狭窄症に対する治療で一番大事なのが「目標を決める」ことです。
どういうことかというと
・できることなら手術をしないで痺れや痛みのない生活を送れるようにしたい人
・手術は怖くてしたくないけど、ちょっとでも歩ける距離は延ばしたい人
・手術でもなんでもよくなるなら変形、狭窄している部分を元の状態に戻したい人
患者様自身が今度、どうなりたい。どのような生活をしたいかという明確な目標を立てていただくと、身体は変わっていきます。
何故ならこの病気の根底には、脊柱管を元の広さに治すことが出来る根本改善は外科医=手術だけだからです。
しかし、手術が成功しても痺れや痛みが残る患者さんがいる実態もあります。
逆に手術せず、保存療法を続けたことで症状がなくなる症例もあります。
要するに患者様と医療従事者が一緒になり、目標に向かうことが快方への道だと当院は考えています。
では、脊柱管狭窄症に対する整体の実態と可能性についての話です。
まず、我々が行うのは、手術・投薬以外での保存療法を用いたアプローチです。
脊柱管狭窄症に対する当院の整体での期待できる効果
・狭窄部位付近の筋肉の硬化(コリ)の除去
・コリの除去による関節の動きの改善→これにより患部の血流、関節可動域の改善や神経への除圧が期待できます。
・電気治療器による痛み部分の血流量の増加→これによる発痛物質の除去
・神経への電気(神経パルス)による神経内血流量の増加と鎮痛システムの活性化
更に当院では姿勢や運動学などの視点からも患者様のお身体の状態を確認して、その場での疼痛・痺れの緩和だけでなく、今後症状が進行しないような身体作りの指導も行っています。
これらを組み合わせて施術を行なうと、手術をしなくても疼痛・痺れが緩和、消失したり、5分ほどしか歩けなかった方が毎朝、健康のためのウォーキングを30分以上できるようになったケースもあります。
これは当院が凄いのではなく、患者様の状態確認とご要望をしっかり伺い、手術、投薬以外でできる最善の方法を見つけ、目標に向かって一緒に取り組む事が出来れば、きっとこのような結果にたどり着けると思っています。
長年悩んでいる方がいるようであれば1つの治療プランとして、ぜひ整体(DRT)も受けてもらえればと思っています。
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2019年05月7日
スポーツ外傷、むちうちや交通事故による怪我にもしっかり対応の所沢市のこてつ整骨院です。
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一般的な治療方針とは
ここでの治療方針は整形外科領域での治療方針のことです。
現在の整形外科領域で行われている主な脊柱管狭窄症の治療として
1、手術療法
2、薬物療法(飲み薬、痛み止めの注射など)
3、温熱療法
4、牽引療法
5、運動療法
大きく分けると観血的(外科的)両方と保存両方に分けられます。
この場合ですと、1の手術が観血的両方。2~5は保存療法となります。
つまり、脊柱管狭窄症の構造的な根本改善を求めるのであれば、今の医学では手術となります。
何故なら、骨の変形や靭帯の肥厚などは自然に元に戻ることはありませんし、薬や運動療法といった保存療法は痛み・痺れを和らげたり、今より悪くならないようにすることが目的となります。
要するに、変形などにより一度狭くなったものを元の状態に戻すには、手術をして変形などにより狭くなったトンネル(脊柱管)を広げるしかありません。
「じゃ脊柱管狭窄症は手術をしなければ痛みは取れないの?」「リハビリだけでは治らないってこと?」
そんなことはありません。
実はここからが脊柱管狭窄症に対する考え方で一番大事なことです。
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2019年04月30日
スポーツ外傷、むちうちや交通事故による怪我にもしっかり対応の所沢市のこてつ整骨院です。
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脊柱管狭窄症の種類の続き
②馬尾型
馬尾型の特徴は腰などの痛みは少なく両方の下半身への異常感覚(痺れ、灼熱感、感覚低下など)がメインと考えられています。
馬尾とは脊柱管内を通る脊髄神経が第2腰椎ぐらいから馬の尻尾のような束になっていることから、このような言い方になったそうです。
聞きなれない言葉だとは思いますが、結局のところはトンネル内が骨の変形・靭帯の肥厚により圧迫されて起こります。
馬尾型の場合は、上記の症状の他に膀胱直腸障害と言われる排便・排尿がされなくなる症状や性機能不全といった自律神経の障害が確認されるケースがあるのも特徴です。
③混合型
さらに「神経根型」と「馬尾型」を混合させた病態の方もいます。
この場合ですと、腰から足にかけての痛みや痺れ、足裏の痺れや薄い膜が一枚張ったような異常感覚などが現れます。
どの病態もまずは精密検査ができる病院への受診・診断が第1選択です。
たまに治療院や整体院などで「これは狭窄症の症状だけど、このぐらいなら病院に行かないでここで施術しておけば大丈夫」と言われるケースが実際にあるようですが、診断を下せるのは医師のみです。
必ず、一度は検査を行うことを強くお勧めします。
また、上記3つのパターンに共通して言える特徴が「神経性間欠性跛行」です。
これは歩き始めてから5分ぐらい経つと腰から足にかけて痛みや痺れが出てきて、それ以上歩けなくなってしまうのですが、前屈みで少し休んだりすると再び歩けるようになる症状を言います。
また、この症状の方は自転車を漕ぐ時は腰や足への痺れ等が出ないのも特徴です。
※間欠性跛行には、血管性間欠跛行といい閉塞性動脈硬化症などが原因によるものもあるため、安易な自己判断はやめましょう。