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2018年11月26日
スポーツ外傷、むちうちや交通事故による怪我にもしっかり対応の所沢市のこてつ整骨院です。
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産後の骨盤は開きっぱなしにはなりません!
よく「産後の骨盤矯正をしていないから私の骨盤は開きっぱなしなの!」なんて声を耳にすることはありますよね?
これは半分正解で半分は間違いです。
まず患者様の感覚での骨盤が開くには、さまざまなパターンがあるので定義化が難しいのですが、置き換えると「骨盤が歪んでいる」という事に総称できるかと思います。
このように感じてしまう理由としては、「体重が戻らない」、「ズボンが入らない」、「お尻の横が出っ張っている」、「スカートが気が付いたら正面を向いていない」、「腰痛が治らない」のようなことから、尿失禁などのマイナートラブルが治っていないところで、私の骨盤は開きっぱなし…と感じてしまうのでは?と考えています。
ですが、出産により開いた骨盤はちゃんと元に戻ります!
その理由が、前回説明したリラキシンホルモンの分泌です。
産後にはこのホルモンの分泌量は一気に下がり、柔らかくなっていた軟骨・靭帯は徐々に元に硬さに戻っていきます。
それに合わせて緩んだ骨盤も本来の関節の位置、サイズに戻っていきます。
その期間がおおよそ6ヶ月と言われています。
それが産後6ヶ月以内に骨盤矯正などの骨盤ケアをした方が良いと言われている理由にも繋がってきていると考えられます。
では、なぜ半年以上たっても、体型の悩み、身体の痛み、マイナートラブルなどは良くならないのか?
そこに産後の骨盤矯正・骨盤ケアの本来の目的、必要性があると考えています
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2018年11月22日
スポーツ外傷、むちうちや交通事故による怪我にもしっかり対応の所沢市のこてつ整骨院です。
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妊娠中~産後の骨盤の状態はどうなっていく?
まず骨盤とは、左右の寛骨(腸骨、恥骨、坐骨)と仙骨、尾骨という骨で構成されたものを言います。
これらの骨は、靭帯や軟骨で関節されていて、骨盤底筋群などの筋肉で支えられている構造になっています。
妊娠後期になってくると、リラキシンというホルモンの分泌が増加して、骨盤も出産に向けた最終調整が始まります。
通常であれば骨盤を構成する骨同士は、軟骨・靭帯、筋肉の影響で開くことはありません。
ただ、出産をするためには産道を広くしないといけないので、このリラキシンホルモンが普段は固まっている軟骨・靭帯を柔らかくして、骨盤を緩めてくれる作用があります。
それにより出産ができるようになるのですが、同時に身体を支えている骨盤の安定性が低くなります。
また、お腹が大きくなる事による姿勢不良や、筋肉のアンバランスによる筋力低下もみられるようになります。
さらに妊娠中に分泌されるプロゲステロンの影響を受けて痛みや刺激などに過敏になりやすくなるのも妊婦さんの特徴です。
その為、腰痛、恥骨痛などのトラブルを抱えてしまうのは、これらが原因になっていると考えられます。
ですが、このリラキシンは産後より分泌量は一気に減るため、柔らかくなった軟骨・靭帯、緩んだ骨盤は徐々に回復していきます。
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2018年11月21日
スポーツ外傷、むちうちや交通事故による怪我にもしっかり対応の所沢市のこてつ整骨院です。
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出産を経験した女性なら誰でも聞いたことのある骨盤矯正。
「出産してから体形が元に戻らない」「体重が落ちない」「洋服が履けなくなった」「腰痛が慢 性化してる」「骨盤の歪みが気になる」などなど…
産婦人科でも産後の骨盤矯正をオススメしている医院もあります。
ですが、産後の骨盤矯正でご来院されるほとんどの方が産後に骨盤を整えた方がいい理由をあま り理解されていなかったりします。
今回は当院が考える産後の骨盤矯正の必要性について書きたいと思います。